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アドバイザー養成講座
2024年度「おもちゃ・子育てアドバイザー養成講座」のご案内
「おもちゃ・子育てアドバイザー養成講座」のご案内と申込書
全国で“遊び込み”に出会える産婦人科病院・小児科・助産院
子育て支援センター・子ども成育センター等のご紹介
広がる遊び込み技法
”遊びとしつけ”推進会副理事長
育児カレッジ会長
志田紀子
遊び込みの定義
親と子が一緒に遊ぶことを通じて親と子の心のつながりを強くする為の技法である。
子どもの発達を促すおもちゃ
ディべロップメンタルトイズで遊び込みを楽しみましょう!
「妊娠中に遊び込みに出会いたかった」これは多くの母親達が口にする言葉です。
妊娠中に育児カレッジ登録することをお薦めします。子育てが難しい時代です。
育児カレッジでは遊び込み技法、ディべロップメンタルトイズの遊び方、接し方を教えています。育児に関する問題が極めて早期から始まっていますので早期に対応する事が重要です。妊娠中から生後4か月頃迄の家庭での親子の過ごし方が非常に大事です。
A:妊娠中に育児カレッジ登録して遊び込み技法を学んで身につける。ディべロップメンタルトイズで遊び込みをする。絆が強くなり親の感性が育ち育児が楽しめる母親達。
B:出産後から遊び方がわからない為にディべロップメンタルトイズよりも子どもに関わらないで済む育児教材のD?Dを見せる、絆が希薄で子どもがセルフコントロールができなくなり9歳10歳位になると、親は問題解決が困難となる。困難な育児になる母親達。
育児が多様化していますが、自分の責任で育児スタイルを選択することが大事です。
同じ立場の先輩母親達には心を開く母親達が多いのです。育児カレッジでは遊び込み技法を身につけた多くの先輩母親達が、遊び込み技法、ディべロップメンタルトイズを教え無料育児相談をしています。
子どもの心を育てるのが非常に難しい環境になっています。早めにご登録下さい。
新生児期から遊び込みをお乳と同じ様に栄養として取り込んで育った1歳児の姿に感動!
「1歳児が実際に遊ぶ姿を観察し、遊ぶ・遊べるとはこういうことなのだと正直目から鱗の思いでした。粗大運動も微細運動も十二分に発達し、好奇心旺盛で自ら楽しみを見つけ遊び続ける姿は、一番身近な親と遊び込むことで安心・安定が十分育った心の満足度を表しているだけでなく、その子の味わっている楽しさが周囲の人々をも楽しく幸せな気持ちにさえしていることに驚きと感動を覚えました。子どもが楽しく遊ぶ姿、それ自体が周囲の大人から好意的関心や関わり(お世話)をさらに引き出すという好循環の源であることが実感できた瞬間でした。小児科医 三田智子」〜おもちゃ・子育てアドバイザー養成講座における遊び込み具体的実践方法の時間での体験談より一部抜粋〜※遊び込みの重要性を学び自分で遊び込みを実践した人なら誰でも遊び込みの持つ不思議な幸せ感を味わうはずです。遊び込みは名もなき多くの母親達の悪戦苦闘の育児の現場で生まれ力強く育ち、多くの人の手で広がりました。20数年経った今「良い事は広がる」の諺通りに遊び込み技法は「親子の力になりたい使命感を持つ立派な人達の手で」全国各地に広がっています。
就学までに大事な事は、人とうまくコミュニケーションが取れる子どもに育てておくことです。 それには、子どもを充分に遊ばせておくことが大事です。
日本では、「遊びは学習の基盤となる」と言う、当たり前の文化がありません。
その為、親には「遊びは学習の基盤となる」という知識が全くありません。
親は何か子どもにさせる事やお稽古ごとに行かせる事等に熱心ですが、肝心の親には、「遊ぶ力=学ぶ力」がついていません。「子どもと遊べない親」が一杯います。 家の中で親の身についていないので子どもにも「遊ぶ力=学ぶ力」がついていません。従って現在の自分達親子に最も重要な事が欠けている事を認識し、0か月から「遊ぶ力=学ぶ力」を親から子へと伝承して、身につける事の重要性に一刻も早く気がついた方がいいと思います。
家庭の役割、親の役割
「遊ぶ力=学ぶ力」が親から子へ受け継がれて身につきます。育児は家庭内文化です。
学習に不可欠な事「親子の絆、好奇心、自発性、自律性、学ぶ喜び、コミュニケーション能力、言語能力、生活リズム等」は非常に早い時期に、親から子に伝承されて家庭の中で生活習慣となります。就学前の6年間「家庭でどのように過ごすか」が鍵です。そこに 家庭の役割、親の役割、おもちゃや絵本の役割、就学前6年間の重要性があります。
子どもの好奇心を刺激する
「子どもとどのように遊べばいいのかわからない親」が多いので、子どもの気持ちを惹きつける優良玩具等を選んで与える事が非常に大事になっています。乳児期から親子が関わり、心と体を使うことが楽しいと感じる優良玩具を与え、カードゲーム、ボードゲーム等を楽しむ家庭が増えると子どもの世界はストレスがない世界に変化して行くでしょう。
育児と教育の基本は同じで、0歳から始まっている。
育児(=しつけ)も学習・教育(=遊び)も基本は一つ。母子の絆・親子の絆が育児の基本であり学習の基盤です。しつけの中で最も難しいのは「自己抑制=セルフコントロールの力」です。0か月から家庭で、両親の愛情の中で忍耐強く育まれます。それには子どもの心を読み取る感性(=sensitivity)が大事です。遊び込みを身につけると、大事な感性が育てられ、信頼関係が強くなるので、しつけがやりやすくなります。
できた できたと言う言葉を大切に
「できる、できる、できた!」「できたね!」の言葉が多く出るようにしましょう。
早め、早めのものを与えると「できない、できない」と言います。その子の発達段階には早すぎるおもちゃだと理解して下さい。無理やりに教え込んだり、上から引っ張りあげて発達を急がせると発達が歪む可能性があります。笑顔と笑い声が多く出てきた時、子どもは満足して自信がついた表情になります。発達段階に合っていると思っていいでしょう。
おもちゃ・カードゲーム・ボードゲームの役割
おもちゃは、遊び込むと子どもを見る目、玩具を選ぶ目が養われますから簡単です。
小学校にあがると、子ども達には一定の時間(=45分間の授業時間)じっと座っている力、先生のお話を聞く力等が必要です。また、好奇心、学ぶ喜び、聞く力、自分の意見が言える力、お友達や先生の気持ちがわかる力、お話を理解する力等さまざまな事が大事になります。乳児期から親と子の1対1の関わりを丁寧にして時間をかけて育むことです。発達段階に合わせて、家庭内で1時間位座って、時間がかかるカードゲーム、ボードゲーム等をする事をおすすめします。親に「子どものお話を聞く力、子どもの気持ちがわかる力、子どもに向き合う力、子どもの性格をつかむ力等」が身につきます。
おもちゃの専門家などはどこにもいません。育児の一部におもちゃがあるだけです。
育児と教育の全体を学ぶ事が大事です。おもちゃや遊びの専門家等はどこにもいません。 育児の専門家等はどこにもいません。育児は自由であり育児には正解はありません。 玩具に出会う時に大事な事は、一番初めに本物の玩具と正しい基礎知識に出会うことです。 一番初めに出会った玩具と知識が育児の基本レベルとなる傾向があります。その為に、 「おもちゃ・子育てアドバイザー養成講座」は一流講師が講義を行っております。 一番初めに、本物の玩具に触れる機会と信頼できる正しい基礎知識を提供しています。 大量にある玩具製品の知識を持つ必要はありませんし、次々買い与える必要もありません。 ディべロップメンタルトイズで遊び込んで、内面の発達の世界を楽しみましょう!
私たちの身の回りにはおもちゃが溢れています。
「この子には、どのおもちゃを選んだらいいのかしら」と迷ってしまいます。
日本では発達やおもちゃの分野が非常に遅れています。その為に母親達には発達やおもちゃの知識がありません。赤ちゃんには信頼できる本物の玩具を与える事が非常に大事です。それが育児の基本となります。鮮やかな原色で軽い良質なプラスチック製、長い伝統がある木製、様々な感触が楽しめる布製絵本等を与えて下さい。大事な事は精神発達段階をつかむ事です。遊び込んで、子どもの心の発達の世界が鮮やかに見えてきた時、子どもの発達段階がつかめるようになり成熟します。子どもが小さければ小さいほど親子は一体ですから、親子一体の姿をつかめば、子どもの心が見えてきます。
おもちゃをご紹介しますが、このおもちゃでなければならないと言う事はありません。
現在は、おもちゃで遊べないこども達がたくさんいます。 遊び込みを身につけるには、妊娠中から生後4か月頃迄が唯一絶好のチャンスです。 出産後すぐに育児が始まるので母親達を応援したいと思っています。母親は子どもに大きな影響を与えます。「妊娠中に育児カレッジに出会い、育児と教育の基本をつかみ、乳児期にディべロップメンタルトイズ(発達を促すおもちゃ)を与えて遊び込みをする」この幸せに出会うことを祈っています。
ブーマリングスなど優良おもちゃ
玩具について
志田紀子 育児カレッジ会長
NP0法人"遊びとしつけ"推進会副理事長
玩具についてご質問をいただくことがありますが、"遊びとしつけ"推進会及び育児カレッジでは、玩具を取り扱っておりませんので、ご了承下さい。優良なおもちゃ等を希望される場合は推進会HP等を参考にして下さい。
乳幼児期のおもちゃはどれも似たような特徴があります。このおもちゃでなければダメだという事はありませんのでご安心下さい。お手持ちのおもちゃで大丈夫です。
おもちゃや物を沢山与えれば子どもが良く育つ訳ではありませんし、溢れるほどのおもちゃに囲まれていても、おもちゃで遊べない、おもちゃで遊ばない、遊ぶ力がない子ども達は沢山います。大事な事は、おもちゃという物ではなく、遊びを通して子どもの内面の発達段階をつかむ事です。子どもと心を通い合わせましょう。そして早い段階で、親自身に育児力、感性、問題解決能力、情報選択能力を身につけ、子どもとの生活を楽しみましょう。
遊び方のヒント
生後4か月迄に手に物を握らせた赤ちゃんは極めて発達が良いです。
- ブーマリングス
- 赤ちゃんが最初に出会うおもちゃ。
手のひらにのせたり、振って見せたり、音を聞かせたり、なめたり、握らせてみましょう。 - メジャ―アップカップス
- つかんだり、出したり入れたり、重ねたり倒したり、水遊び等しましょう。
- ジャイアントペグボード
- 指でつまんだり握ったり 穴に差し込んで積んだりしましょう。
基本テキスト「遊びとしつけ」
著者:志田紀子(育児カレッジ会長・"遊びとしつけ"推進会副理事長)
内容:遊び込み技法
発行:学陽書房2001
推薦の言葉
"遊びとしつけ"推進会理事長 柳澤正義
子どもが「育つ」うえで「遊び」は「食べること」と並んで大切です。また、子どもを「育てる」うえで「しつけ」を欠かすことはできません。
「遊びとしつけ」はまさに子育ての核心ですが、昨今、子どもとともに遊ぶことができないお母さんが増えていると言います。今こそ、親と子が優れたおもちゃで楽しく「遊び込む」ことによって親子の絆を確かなものとして行くことが必要です。
この本には、志田紀子先生が永年の経験から得た子育てのノウハウがぎっしりと詰まっています。
(恩賜財団母子愛育会 日本子ども家庭総合研究名誉所長)
育児カレッジ
育児カレッジは、長い伝統と実績を持つ子育てサポートシステムです(1992年設立)
育児が非常に難しくなっています。生後4か月迄に手に物を握らせた赤ちゃんは極めて発達が良好です。皆様、早い段階で遊び込み技法を身につけ、安心して育児を始めましょう。育児カレッジ登録された方には「遊び込み技法・おもちゃ・遊び方・接し方等を個人別に教え、無料育児相談」を行っております。
"遊びとしつけ"推進会 副理事長・育児カレッジ
志田紀子
育児と教育の基本テキスト「遊びとしつけ」「乳児期からの遊び込みの重要性」
志田紀子 育児カレッジ会長 特定非営利活動法人"遊びとしつけ"推進会副理事長
育児は親から子へ代々伝承される家庭内文化です。
お金や物が乏しい時代子どもの心が育った。お金や物が豊かな時代子どもの心が育たない。
「生まれたばかりの赤ちゃんに感動し喜び愛おしいと強く感じていた母の姿がある。」
しかし お誕生から数か月、数年しか経っていないというのに
「子どもをうっとうしいと強く感じている母の姿がある。」
「育児に疲れた表情の母の姿がある。」
何故「母の姿は短い期間にこのように変化したのだろうか」
何故「母の愛おしい感情はうっとうしい感情に変化したのだろうか」
何が「家庭の中で起こっているのだろうか」
お誕生から4か月頃の特別な時期に重要なことは「母子の絆」。
子どもはたった一つの親との確かな絆があれば勇気を出して生きていける。
育児と教育の基本テキスト「遊びとしつけ」「乳児期からの遊び込みの重要性」
志田紀子 育児カレッジ会長 特定非営利活動法人"遊びとしつけ"推進会副理事長
0か月から4か月頃の遊び込み 〜母性行動の発現と母性行動の維持〜
妊娠中の準備と出産後の赤ちゃんへの接し方、遊び方
- "遊びとしつけ"推進会HPと育児カレッジHPを妊娠中から読んでおくことをお勧め致します。優良玩具紹介のページがありますから参考にした方が良いです。
- ディべロップメンタルトイズを出産前から肌着と一緒に数個準備した方が良いです。
- ブーマリングス、ティキ、ドリオ等なめたり、口に入れたりに適した玩具が良いです。
- 布絵本、手で触れる絵本、なめても大丈夫な絵本等数冊準備した方が良いです。
- 遊びとしつけの本を妊娠中に読み赤ちゃんの接し方、遊び方の知識を持つ方が良いです。
- 出産後1か月は母乳を飲ませる母子の新しい生活リズムを作るのが大変な時です。
- 1か月健診が終わる頃、母乳のリズムが出来てきた事にホッとするでしょうが、同時に今後自分一人で育児をしていかねばならない心細さと不安感を持つ親も多くいます。
- 子どもの発達の基本情報を知りたい人は育児カレッジHPから資料請求をして下さい。母性行動の発現、母性行動の維持、遊び込みを教えます。遊び込みに出会えば大丈夫。
- 赤ちゃんと二人で家にいると寂しくなる母親たちも多いです。そこで遊び込みの登場です。授乳中や授乳後に目と目を合わせてお指を握って、思いつく言葉で「おっぱいおいしいの」「お指が小さいわね」「良く眠ったの」「可愛いね」等毎日心から目と目で、心と心でお話をしてください。次第に赤ちゃんと母親の気持ちが繋がってきたように感じるはずです。母子の絆を強く感じるようになります。赤ちゃんは心と体でお話しています。
- よく見ていると、赤ちゃんがお指等何でも口に持っていきなめたりする事に気がつくはずです。2人でベッドなどの上で寝ころがりながら母親の指を握らせ互いの指をからませたり、手や指にブーマリングスを載せたりおもちゃを持たせたり、あやしたり、話しかけたりして丁寧にかかわってあげて下さい。赤ちゃんも目と口と手等でお話をします。
- 2、3か月もすると手足を活発に動かすようになります。身近にある、いくつかのおもちゃを握らせてみて下さい。握力がつきます。赤ちゃんは自分の指や物をじっと見たりします。心をこめて話しかけるとア〜ウ〜と声を発してお話しをするし笑ったりします。
- 口、舌、手、指、手首、手のひら、足等、自分が動かせるものを動かし好奇心を持って指やおもちゃをなめたりして遊んでいる様子を見て赤ちゃんが何でもなめること、絵本が大好きだということに気がつくはずです。なめることは大事です。積極的になめさせて下さい。赤ちゃんとかかわっている時間、気もちのやり取り、おもちゃのやり取り、心と心で話す言葉のやり取りをしている時間が楽しくなり、次第に遊び込んでいきます。
- 無邪気に遊んでいると母親の気持ちがゆったりしてきて、いつの間にか1,2時間が過ぎます。知らない間に遊び込みを楽しんでいるのです。遊び込みをすると母性行動が維持されていきますから、愛おしい気持ちが維持され強くなり、母子の絆が強くなります。
- 0か月から4か月の時期には、あなたの中の子どもの心を呼び覚ましましょう!
●遊び込みが最も楽で簡単で楽しめる時期は0か月から4か月の時期です。0か月から4か月の時期は特別な時期であり、子どもの発達の上から非常に大事です。赤ちゃんは乳児期にどんな扱いを受けたかはその人の一生の行動に影響します。0か月から4か月の時期に遊び込みをして手にものを持たせたりにぎらせたりして、赤ちゃんに丁寧にかかわると赤ちゃんの心が安定し、発達が良いのです。4か月ですでに大きな発達の差が出るのです。それほどこの時期には母親が丁寧にかかわり、向き合って遊び込みをすることは重要な事なのです。遊び込みで親子の信頼関係が築かれると、しつけの基盤が出来てきます。赤ちゃんの内面で好奇心、自発性、自律性などが発達してくると、遊びの基盤ができてきます。
●遊び込みをすると子どもの発達段階が手に取るように鮮やかに見えてきます。ディべロップメンタルトイズ(発達を促すおもちゃ)というレンズを通して子どもの発達段階が見えてきます。何故子どもがその様な行動をするのかがわかり、子どもの行動とディ べロップメンタルトイズを見る目が深く養われます。遊び込みの中でしっかりと目と目をあわせておけば、母親が「〜こうしてほしい」という時にも目を見て話しを聞くようになります。遊び込みをすると子どもの心がつかめて接し方、遊び方が上手になります。
●遊び込みをすると愛おしい気持ちが強くなります。母性行動が内分泌機構によって発現され、遊び込みをすることにより、母性行動が神経機構によって維持されると愛おしい気持ちが強くなり基本的信頼が確立されます。早い時期からの遊び込みは素晴らしいです。
『赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことによって分泌されるオキシトシンとプロラクチンというホルモンによって母性行動が発現します。ホルモンの作用で働き始めた母性行動の中枢が、次第にホルモンの働きではなく、赤ちゃんを世話することによって、五感が刺激され、お母さんの母性行動の中枢が興奮するようになります。生まれた直後の母性行動はホルモンの働きで支えられています。言い換えれば、妊娠やお産に関係して作られるホルモンで母性行動は発現し、その後の母性行動は赤ちゃんから受けるいろいろな刺激でだんだんと母性行動が支えられる、言い換えれば赤ちゃんから受ける刺激により母性行動は維持されるように変化して行きます。遊び込みが重要な所以です。換言すれば内分泌機構により発現した母性行動は遊び込みによる子から母へ発せられる神経刺激により母性行動の維持が母の心に惹起され、その結果として児の心にwinnicott 先生が強調されている「基本的信頼(basic trust) 」 が成立すると解釈されます。子どもの本質である遊びと遊びの道具としての良質のおもちゃが必須である所以です』 〜大西鐘壽先生研究論文より〜 このことは遊び込みをすれば、誰でも体でわかることです。何世代にもわたり世界中の母親達が受け継いできた育児の基本は変化しないのです。
●遊び込みをすると子どもの心を読み取る感性が育くまれ人として成熟し魅力がある女性となって行き、周囲から信頼されることになります。子どもの心を読み取る感性=sensitivity を親が身につけていると子どもも親の心を読み取る感性を身につけます。
●遊び込みをすると、親子の信頼関係が強くなりますからしつけがやりやすくなります。 しつけの中でも一番難しいのはセルフコントロール(自己抑制)する力を育むことです。1歳過ぎて何でも「イヤッイヤッ」を言い始める時期は子育てで最も難しい時期です。目を見て「わかるよね」「できるよね」と信頼する言葉を繰り返していると、親の気持ちがわかるようになり、やめてもらいたい行動をした時に「お母さんの気持ちがわかるよね」と心を込めて話すと自分からやめます。子どもの内面にセルフコントロールする力が育ってきたことがわかります。このような場面に出会うと親は感動するでしょう。好奇心、自発性、自律性を育むには早期に遊び込みをして、その能力を親の手で引き出すことです。
●遊び込みをすると赤ちゃんは自分の力で好奇心、自発性、自律性を発達させていきます。 赤ちゃんの神秘的能力です。好奇心は生きるエネルギーです。0か月から発達しています。親は赤ちゃんの時期には何を最優先するかの選択を間違えないようにすると良いと思います。乳児期に赤ちゃんの心の土台ができます。乳児期は一度だけでやり直しができません。
●遊び込みをすると親と子に遊ぶ力が身についてきますが忍耐力が親子に必要です。遊ぶ力=学ぶ力です。充分に体を動かして遊び、夜8時頃までに眠り朝自分から起きて機嫌が良く朝ご飯を食べる子どもは心が安定していると言えます。生活リズムを整える事が大切遊び込みをすると親子の気持ちが通じ合うようになり、目と目で話し、しぐさとしぐさで話し、言葉はないのに、まるで言葉があるのと同じ雰囲気になります。やがて1歳を過ぎると言語能力は一気に花開き素晴らしく発達していきます。言語能力の発達は育児と教育の基盤です。親の言葉を聞く力、親と話す、親と本を読む力は人生をより豊かにします。このような土台は1歳頃までにしっかりと出来てきます。ポイントは●8時頃迄に早く寝る●自分で起きる●機嫌良く朝食を食べる●十分な外遊び●発達を促すおもちゃで1時間以上の遊び込み●遊び込みの時間を生の中に組み込む●3冊以上の絵本の読み聞かせ●心を育てる価値観を大事にする●母子の絆を深める育児の価値観をお金、物、仕事、学歴等の価値観よりも優先させる●情緒、感性を育くむ事が先で知識は後からいくらでもつけられることを知っておく●子どもの心が歪んで発達する事がないように発達の知識を学ぶ。
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推進会事務所
ファックス番号 042-486-6581